おいしいカレー工房ひつじや 薬膳カレー


国際フォーラムまで出向く用事があったのでそれならばと近辺のカレー屋を検索。
薬膳カレーの言葉に惹かれて日比谷シャンテまで足を伸ばしました。
お店はビルの地下2階のエスカレーター付近に縦長で存在。可愛い羊のイラストにきゅんとする。
入り口のところに本日のカレーが書かれていて、『南インド風キーマ』だったのでマジで揺れたんですがぐっと堪えて薬膳カレーを注文。
残念ながら本日の薬膳は『二日酔いに効くカレー』だったので普通に『元気が出るカレー』を注文。
まずはサラダが出てきました。それを食べながらカウンター越しに厨房の様子を観察。
目の前に見えるタンドール釜に中がどうなっているのか確かめたくなって覗き込んだりしてました。不審者だ。
しかし釜から次々出てくるナンやタンドリーな面々はどうしてこうもワタシのテンションを上げてくれるんでしょうか。
手を伸ばせば届く位置に積まれているナンにアタックしたい気持ちでいっぱいでした。

怪しいことを色々しているうちにカレー到着。ナンはおかわり自由なので最初は半分に切った状態で。
そして『本物』のサフランを使ったサフランライスがどんと。残しちゃだめ!って書かれているので先にこちらから食べました。
黄色いごはん(ターメリック)なら何度か食べたことあるけれど、サフランは実は初めて。
なので「これがサフランだ!」というのは分からなかったけれど、ごはんの香りが今までにない独特のもので美味しかったのは確か。
カレーに浸したり、そのまま食べたりして美味しく頂きましたがやはり量が多かったので時間がかかった。
サフランライスを食べ終わってナンにかかる頃にはナンはすっかりさめてしまってました。
さめてもそれはそれで美味しいのだけど、やはり焼きたてのものを食べなくては!とおかわり。胃はもうギブですよ。
ここのナンはどっちかって言うと硬めでそれだけで食べるよりはカレーにつけて食べる方が美味しいタイプ。
ナンをナンだけで味わいたいワタシとしては少し物足りないけれど、焼きたてのパリパリ感は何とも言えぬ美味しさなので良しとしよう。
肝心のカレーは油が多めで健康的なのかどうなのかちょっと分からない。
辛さはそれほどでもなく、中のチキンはスプーンでほぐれるくらいよく煮込まれていて大変美味。
薬膳の要であるハーブは何て言うか・・・・硬い? キャラウェイオレガノが入っているようですがどれがどれかはワタシには判別できず。
これ食べるべきなのか少し悩んだ。でもまあ出されたものは全て食べる主義なので妙に硬いハーブたちを噛み砕くようにして頂きました。
量がワタシの許容量をちょっと超えていたこともあり、食べ終わった後は妙な達成感を感じた。
帰り際、髭のキュートな店員さんに「おいしかったですか?」と訊かれたので「元気でました」と答えて店を出ました。
ライスとナンおかわり自由でサラダ・飲み物・デザート付き薬膳カレーが1000円ちょいなんてお得すぎる。
日比谷に来ることなんてあまりないんだけど、無理矢理用事作ってでもここのお店はまた行きたい。


おいしいカレー工房ひつじや
東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテB2F
TEL 03-539-6858
時間 11:00〜21:30
http://hitujiya.ddo.jp/curry/curry.htm